
こんにちは! 奄美大島の不動産会社『株式会社NEXTWORKS・奄美NEXT不動産』です。
引っ越しする際に、まずはインターネット等で物件の情報を確認します。そして不動産会社へ行くと、部屋の間取り図や物件情報を詳しく伝えられるでしょう。
賃貸物件への引越しの基本知識、またその部屋を上手にレイアウトすることにより、より快適な空間で生活することが出来ます。
今回は、賃貸物件の間取り・レイアウトの基本についてご紹介します。
【お部屋探しの前に、賃貸物件の「間取り」を解説!】

間取りとは、住宅の部屋の配置のことをいいます。部屋の数と、リビング(L)・ダイニング(D)・キッチン(K)の有無を主に、1R・2DK・4LDKなどといったように数字とアルファベットで表記します。
賃貸物件の部屋探しをするにあたって、自分のライフスタイルにあった間取りを選ぶ必要があります。自分の持ち物の量や必要な家具家電等を含めて、どこに何を置くかをイメージしながら選びましょう。
生活に必要不可欠な物から優先順位をつけて間取りを見ることをおすすめします。
~間取りに関する用語集~ ■R Room(ルーム)の頭文字で、1Rの表記は、1つの部屋・浴室・トイレ等で構成されていて、キッチンは部屋の中に含まれて仕切りがありません。
■K Kitchen(キッチン)の頭文字で、1Kの表記は1Rと構成は同じですが、キッチンと部屋との間に仕切りがあり分かれています。Kの前の数字は、部屋の数を表しています。
■DK Dining Kitchen(ダイニング キッチン)の頭文字で、ダイニングとは食事をする場所を示します。1DKの表記であれば、1つの部屋・キッチンを含む食事室・浴室・トイレ等で構成されていることをいいます。
■LDK Living Dining Kitchen(リビング ダイニング キッチン)の頭文字です。リビングダイニングキッチンはキッチンを含む食事ができる部屋が居間として利用できる程広い事を意味します。部屋の構成はDKと同じですが、食事室がDKに比べて広くなります。
■S Serviceroom(サービスルーム)の頭文字で、LDK+Sと表記があれば、LDKにサービスルームが1つ付いていることをいいます。一般的にサービスルームは物置等のスペースで利用されています。
■ロフト 屋根裏や倉庫という意味合いがあり、賃貸物件では床面とは別に天井近くにあるスペースのことをいいます。
■CL Closet(クローゼット)の頭文字で、居室に設置されている収納棚のことをいいます。基本的に衣類を収納するために使用されます。
■WCL Walk in Closet(ウォーク イン クローゼット)の頭文字で、居室に設置されている収納棚のことをいいます。普通のクローゼットとの違いは、歩いて中に入れるくらいの広い収納棚であることです。
■UT Utility(ユーティリティ)の頭文字で、元の意味が「有用」で、一般的に住宅では浴室と隣接している洗濯機置場や洗面化粧台があるスペースを表現します。
■UB Unit Bath(ユニットバス)の頭文字で、防水性の高いプラスチックで、床や壁、天井などを一体化して造られた浴室のことをいいます。
■帖数 部屋の広さを表す単位で、一般的に1帖=1.65㎡を意味します。
■専有面積 マンションやアパート等の集合住宅の共有部分以外の借主が、個人的に使用できるスペースのことを指します。バルコニーは共有部分扱いになるので専有面積には入りません。
【賃貸物件、家族や一人暮らし、それぞれに適した間取りとは?】

生活する人数によって、部屋数や広さが変わります。人によって差異はありますが、それぞれに適した間取りをご紹介します。
■一人暮らし 1Kや1Rで十分です。ただ、収納する衣類やその他の荷物が多いと、その分の家具が必要になるので狭く感じる可能性があります。
■二人暮らし 2LDK、2DK、3LDKが多いでしょう。統計的には2LDKが一番多いようです。お互いのプライベートな空間や時間が欲しい方や、出勤や帰宅時間にずれがある場合は2DKなどの居室が2部屋あるタイプの間取りをおすすめします。
■夫婦+子供1人 3人の場合も、子供が小さければ2LDKでも十分という意見が多いようです。3LDKであれば1部屋を夫婦の寝室にして、もう1つの部屋を子供部屋として利用し、LDに隣接した部屋は来客用、またはLDと繋げることで広いスペースを確保することが出来ます。
■夫婦+子供2人 4人家族になると2LDK、または3LDKの間取りで考えることをおすすめします。子供が小さければ2LDKでも十分ですが、大きくなった際の子供部屋などを考えると、3LDKが好ましいと考えられます。
■夫婦+子供3人 家族が5人以上だと、ゆとりのある部屋で、ゆとりある子育てをする必要があります。夫婦の空間も大事にするのであれば、3LDK以上の部屋をおすすめします。
【引っ越し前に考えよう!上手なレイアウトのテクニック紹介】

どのような部屋でも家具の配置などによって、部屋の印象が大きく変わります。部屋のインテリアには基本的なルールが存在します。限られたスペースの中で機能性やデザイン性を持たせながら、快適な住空間を考えなければいけません。 レイアウトの基本ルールをご紹介します。
①【動線】普段の行動をシュミレーションし人の動きを考える 快適な住空間のキーポイントには、人の移動が簡単にできるかどうかに関わってきます。実際に部屋で動きシュミレーションすることによって、最短距離で目的の場所までスムーズに動ける動線が把握できます。
②【視線】部屋を広く見せるためのちょっとした工夫 圧迫感を感じる部屋は、快適な住空間ではありません。例えばソファーに座るとすぐ前に壁があったり、部屋の間切りによって視線が遮られると、違和感を感じます。 それとは逆に、座った視線の先にベランダの緑が見えたり、視線が抜ける空間を作る工夫をすることで部屋も広々とし、落ち着いた雰囲気づくりが可能になります。
③【空間】家具のレイアウトでスペースづくりを心がける 部屋が狭いのに家具が多いと妙な圧迫感を感じてしまいます。反対に、広い部屋なのに家具が少なすぎると殺風景で不安を感じてしまいます。部屋の広さに対して理想の家具の占有率は3分の1といわれています。レイアウトする家具を目線よりも低く統一することで、部屋の空間がより広く、また景観を見通せる空間があればよりプラスの効果があります。
④【統一感】部屋の中でも重要になる家具を選ぶ 家具は、インテリアのテイストや色などを極力同じようなものを選んでおくと、統一感がでます。家具の高さや奥行きを揃えることも統一感がでます。
⑤【一点集中】フォーカルポイントをつくることでインテリア効果を倍増させる 自然に視線が集中する場所をフォーカルポイントといい、わざとフォーカルポイントを作ることによってインテリア効果を倍増させることが出来ます。例えば、ドアを開けた壁の正面に絵を掛けたり、靴箱の上に花瓶を置いたりして、視線を導く工夫をしてみましょう。
⑥【遠近法】目の錯覚を利用することで部屋を広く見せる 家具のレイアウトに奥行き感をしっかりと出すと、遠近法によって部屋を広くみせることが出来ます。具体的には目線の方向に沿って家具を低くするといいでしょう。
【奄美大島の中心地「奄美市名瀬」の不動産情報、賃貸物件の相場】

奄美大島は、日本の離島の中でも沖縄県や新潟県佐渡島に次いで3番目に大きな離島です。
奄美大島は周囲461km、面積は712㎢、現在の人口は約7万人、人口密度でいうと東京都の50分の1です。北部から南部へと、「奄美市笠利・奄美市龍郷・奄美市名瀬・奄美市住用・大和村・宇検村・瀬戸内町」と5市町村あります。日本の離島と比較しても異様に複雑な形をしているのも特徴です。
その中でも最も賃貸アパートやマンションが多い地区が「奄美市名瀬」のエリアになります。
<奄美市名瀬エリアの賃貸物件の間取り別家賃相場> ◇1K・2K・1R・1DK 約25,000円~約30,000円
◇1LDK・2LDK 約30,000円~約45,000円
◇3LDK・4LDK 約45,000円~約60,000円
おおよその相場で提示はしていますが、奄美大島の現状、新築物件やデザイナーズマンションのような新しい賃貸物件はありません。やはり築年数が経過している物件が多くあります。ただ、築年数は経っていても、部屋の中はリフォームされていたり、外観より綺麗な物件は多くあります。
【奄美大島の不動産情報をしっかりと把握して、快適な島暮らしを!】

知っているようで知らない不動産情報。いざ引越しするとなっても色んな情報を把握しなければ、良いも悪いも分かりません。特に離島に関しては、引越しする前にその土地の不動産情報を自分の足で集めることがとても重要になります。良い情報も悪い情報もあるとはいえ、自分自身のアンテナを広げておくことも必要です。
奄美でのお部屋探し・内見する時のチェックすべきポイントや注意点については、こちらの記事も参考にしてください。